社会福祉法人厚岸町社会福祉協議会

　

　心和園生活相談員の本庄です。

　６月９日・１２日・１６日に認知症の方とのコミュニケーション方法という内容で自主勉強会の講師をさせていただきました。

　今回の自主勉強会は、認知症の方についての理解度を高め、より適切なコミュニケーションをとることで、利用者様へのケアの向上を図ることを目的として開催しました。

　利用者様への利益となるのはもちろん、職員にとっては認知症の方のBPSD（認知症の周辺症状）への対応力を高め、業務改善にも繋がります。

　グループワークでは、介護職員が持っている多種多様な情報の相互関係を明確化し、またそこからBPSD（認知症の周辺症状）改善のヒントを導き出す内容としました。

　介護施設では介護職員の他にも様々な専門職が在籍しチームでケアを行っています。その中でも特に介護職員は利用者様にとって一番身近な存在であると言えます。それだけ小さな変化にも気づきやすいのです。

　今回の自主勉強会を通して得たヒントを有効に活用し、今後も利用者様にとっての最善の利益となるようなサービス提供に繋げていければと思います。